ワタクシ、新聞やニュースなどでは常に業界の数値や経済の数値は極力気にしてみているようにしています。
言葉や説明、論説には発信者のフィルターがかかりやすく物事の真実が見えてこない。新聞を複数読み比べると微妙にその内容の色合いが異なり違和感を感じることが多い。
また一連のニュース報道の中に出てくる数字自体も意図的な数字のみを切り売りしていることもあるので、できる限り全体的な基礎数字データを自分なりに把握して解釈するようにしている。
1週間ほど前、8月の中古車業界の統計数値が発表された。
日本自動車販売協会連合会のこの12日発表の数値によれば、中古自動車(軽自動車を除く)の国内登録台数は最悪の状況が続いている。
全体で前年同月比マイナス3.4%。
これで3か月連続での前年比割れの状況となった。(縮小”幅”は減少傾向ではあるが…全体傾向としての現状認識は最悪な状況だと思う)
普通乗用車でいえば減少傾向は8か月連続、小型乗用車でいえば、9か月連続。
昨年の中古車の販売状況はご存知の通り、このブログでも何度も触れていましたが、史上最低水準。その水準を更に下回っている状況。
普通に考えたら、あの不幸な東北地方の震災の影響で、被災地での中古車需要が急増し、全体でいえば本来ならば前年比プラスであってもおかしくはないので、他の地域がどれだけ売れていないのかがわかる。
実数値はこのような感じ。
宮城県:前年比154.7%(9890台)
岩手県:前年比134.6%(4507台)
福島県:前年比113.9%(7131台)
東京都:前年比96.2%(17313台)
愛知県:前年比93.6%(18989台)
大阪府:前年比95.6%(13142台)
原因の一つは「中古車」としての商品の供給源である新車販売減による下取り車の減少もある。これは需給バランスを崩し中古車業者の仕入れ価格の上昇を招き、小売の現場での競争の現実に価格に反映することもできず、業者の収益率を悪化させている。
こうした苦しい状況になると必ずと言ってよいほど安易な犯罪に意図的に手を染める悪徳業者が現れる。
走行距離メーターをごまかす…メーター改ざん、メーター戻し、メータードロップとも言います。
事故車をそうでないように偽装して(告知せず)に販売する…修復暦を隠す、事故歴を隠蔽するなどと言います。
昔からある手口は今でも存在するのではないでしょうか?
噂で耳にするのが、「ヤフオク」で中古車を売る際に、実は業者なのに個人のふりをして出品するという手口。
それ自体はまぁ、問題ないとして…その際に、オークションから走行距離が10~20万キロのクルマや事故車を仕入れて、あたかもそれを知らないかのようにメーターを戻しておき、「当方中古車購入のため走行距離は不明です」とか「事故歴は不明です」といって販売しているとも…。
確かに、”不明・不明”となっているのでセーフだという論拠も分かりますが、もしそれが業者かそれに類する仲間が直接関わっていて、仕入れ情報を知っていたうえで、知識のない一般の方相手に上記のようなコメントを使って転売するのは如何なものかと思いますけどねぇ…。
「18万キロ・事故車…ですが綺麗な車ですし快適に乗れますよ!」
「不明・不明…ですが綺麗な車ですし快適に乗れますよ!」
綺麗な写真と一緒に、この2つの表記方法の掲載では購入者の判断が変わるのではないでしょうか?
ワタクシは法律家ではないのでその内容が良いのか悪いのかはわかりませんが、自分だったらできないやり方だなと思います。
もちろん、本当に”中古車購入のため不明です~”という善良な方の正直なコメントもあるとは思います。
しかし、業者が同業者相手ではなく一般個人相手に、仕入れ情報を知っていて、明らかに過去も含めて相当数の複数台数を出品していて「個人です」「不明・不明」というのもないように思います。
ワタクシはヤフオクはやらないのでよく仕組みがわかっていませんが、そんな話を耳にしました。
(規約等はよく知りませんのでワタクシの個人主観なので認識が違っていたらごめんなさい)
まぁ・・・
あくまで噂ですが。。。
<ワンポイント アドバイス>*******************************************
走行距離不明車を購入するときには車検証に前回車検日の時点での走行距離(ただしメーター読みですのでその際にすでにメーター改ざんがされていたらアテにはできませんが…)が記載されています。
そこを見ると、ざっとの走行距離予想の目安となるかもしれません。
もしヤフオクでそのような車があった場合は車検証記載を確認されるとよいかもしれません。
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とにかく、中古車業界では業者間の競合は増えている。
~価格競争から収益力は低下。
しかし・・・マーケットは縮小している。
~業者間だけではなく、そもそも全体での販売台数自体が縮小しているので前年を維持しようと思えば他者の顧客を奪うしかない…。
とにかく少ないパイの激烈な奪い合い…と言う状況。
まさしく”レッドオーシャン”だ。
早く抜け出し”ブルーオーシャン”に出たいと思う。
あっ、『ブルーオーシャン』をご存知ない方はこちらをどうぞ!
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