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中古車業界の未来

1月 12 2012

客の囲い込みって有効なのか?偽物な「囲い込み戦略」のお話!     (2699投稿)

125a89ac.jpgここ数年来、自動車販売店では新車ディーラーでも、中古車販売業者でも「囲い込み戦略」というものがもてはやされている。

はたして、この「囲い込み戦略」とやらは有効なのだろうか?

今日はそんな話題です。

そもそも「顧客の囲い込み戦略」とは簡単に言えばこんなこと。

自動車は一度販売をすればその後、数年後の定期的な車検整備や自動車保険、万一の事故などの際の修理などが必要となるというもの。
つまり、車の販売を入り口として長期にわたりその車にかかわるイベントに我が社が絡んでいこうとするということ。
それを意図的に仕掛けていこうという作戦のこと。

ここで注意しなければならないのは、店側主導での「囲い込み」作戦は店側都合での組み立てられた局面が多い。
もっといえば、
”価格競争により本業の車の販売自体で儲からなくなってきているから、より利益率の良い分野(=つまりお客がよく分からないような部分)でわが社の利益を出そうとする行為”
だとも言える。

お客様側の立場になってみれば、
車検を受けるにしても、同じ整備をするには
”どこよりも安くて、どこよりも早くて、そのお客様の家や勤務先の近くや便利な場所にあること”
それがお客様の望むこと。果たして、それらに車の販売店がどれだけ貢献できるか?ということが重要。

どうも世間で言われている
”入庫促進、管理ユーザー、顧客管理システム…”
などという言葉は、
「いかに一人のお客から店が継続して儲けることができるのか?」
という販売者・生産者主導のマーケティング的な一方通行の見方にすぎないように思えてならない。確かに自動車販売という業種から、副次的な部分も担うカーラーイフ全般のバックアップをする拠点やサービスという観点での「業種」から「業態」への転換はOKであるが、利益主導でいかにお客から金を巻き上げることができるか?!という思考ではお客様の支持を得ることは難しく、そのためにかかる膨大な顧客管理コストや販促コストを別の形で顧客にかぶせてしまっているのは本末転倒も甚だしいと言わざるを得ない。

購入後に、お客様がどの車に関するコストをどこに支払うかはお客様自信で決めること!お客様は糧に自由に気軽に自身の消費行動を決める権利がある。そのお手伝いをすることは了としても、そのお客様の自由意思を捻じ曲げて自社へ誘導するということは意味がない!なおさらその戦略のコスト負担をお客様に強いるのは全く意味がない。お客様の自由意思は最も優先されなければならない。お客様が自身のTPOSに合ったお店を自由に選ぶことこそ重要なこと。
その大原則を無視した「顧客化」や「囲い込み戦略」は今後は全く意味のないものになっていくであろう。

その点を考慮した本当の顧客利益を踏まえた「囲い込み」を業界はそろそろ考えていかなければならないのではないだろうか。

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1月 10 2012

若者のアンケートから見える次なる自動車業界の行方!  (2697投稿)

北米国際自動車ショーがアメリカのミシガン州デトロイトで始まりました。
俗にいう「デトロイトショー」です。

今年は個人的にはレクサスの時期「SC」とも目される新型のコンセプトクーペが出品されていたのと、ホンダの次期「NSX」(以前、市販寸前まで開発が進んでいたもののリーマンショック等のあおりを受けてお蔵入りになったという経緯があったようです)のコンセプトモデルが注目です。『カービュー』のWEBには各種自動車メーカーの注目のクルマが掲載されていました。

◆真っ赤なボディが生えるレクサスのコンセプトカー「LF-LC」
LF-LC frontLF-LC side

◆シルバーで直線的なソリッドデザインが際立つホンダ(アキュラ)の次期「NSX」コンセプトモデル
NSX frontNSX rear

こんな憧れるような国産車が最近の日本では減ってきたように思えます。
自動車ファンとしてはとても残念です…。

昔はヨーロッパ(フランクフルト)、アメリカ(デトロイト)、日本(東京)が”3大モーターショー”となっていましたが、最近の東京開催は各自動車メーカーの出展中止なども響き、その内容も薄くなってきました。それは日本の自動車マーケットの凋落を明確に示したものです。(今年は若干頑張った感がありましたが…)
その日本のかつての栄光を横からさらわれた形なのが中国のモーターショー。北京、上海、広州などで開催されますが、その内容はやはり、いまや自動車大国となった中国マーケットの強さがものいいます。

昨年末より開催された第42回東京モーターショーは開催地を千葉の幕張から便利な東京ビッグサイトに変更したことなど、動員数向上の努力が功を奏して84万2600人の動員でした。たしかに前回の61万4400人よりは増えたものの、その前の2007年:142万5800人、2005年:151万2100人の動員とはかなりの水をあけられた格好です。

やはり日本国内での自動車への情熱が覚めてきたという証拠のようです。日本の新車販売台数は遂に中国にも追い越され、現在は世界第3位となっています。

そんな日本の若年層の自動車文化に対して1月8日のワタクシのブログでもあるアンケート調査の結果を書かせていただきました。
今日はその追記となります。

それは、その「ソニー損保」の自動車アンケートの調査結果の核心部分です。
今年20歳を迎える男女500人ずつにインターネットでのいわば若者の自動車意識調査です。
◆免許保有率は56.7%
◆免許保有者のうち80.1%が自分の車を所有したいと回答している。
◆その車がある生活に避ける予算については月額5001円~10000円との回答が22.8%と最多。1円~5000円以内が21.7%、10001円~20000円以内で18.6%という回答もあり、自動車関連予算は月間20000円以上はほとんどの新成人は賄えないとしている。
◆同上で1円も余裕はないという回答も6.5%あった。
◆全体の73%が車を所有する経済的余裕がないと回答。
◆車選びのポイントの優先順位は「価格」が最多、次に「デザイン」「燃費」という順番。
◆購入したい車種「キューブ」「プリウス/プリウスα」「パッソ」の順。

最終的に、「メーカーにもっと若者向けの車を作ってほしい」という回答者が53.1%となり、結果として車の保有意識や、車への憧れは過半数以上に新成人は持ち続けているものの、要は買える経済的条件が整っていないということ。

tata nanoインドでは国産自動車メーカーであるタタの「ナノ」という自動車が新車で日本円にして20~30万円の小型乗用車が国民車として走っています。勿論、走行性能や安全性においては日本の市販車の比ではありません。でもインドの大衆は喜んでその車を購入しています。いままでバイクや自転車しかなかったのですから…。大衆が安い車を望んでいるということ。

~レスポンスより~
「ナノ」は、全長3100×全幅1500×全高1600mmの4ドアコンパクト。エンジンは新開発624ccの2気筒ガソリンをリアに搭載、後輪を駆動する。最大出力は35ps/5250rpm、最大トルクは4.9kgm/3000rpm。トランスミッションは4速MTだ。
このエンジンはわずか600kgのボディには充分なスペックで、0-60km/h加速8.3秒、最高速105km/hを実現。環境性能も高く、燃費はインド国内ガソリン車で最高の23.6km/リットル。CO2排出量はインドでは最も少ない101g/kmを達成した。インドの排出ガス基準、BS-IVにも適合している。
「ナノ」は2009年7月からインド国内で納車開始。ドアミラーやワイパーは運転席側にだけ装備するなど、徹底的にコストを削減することで、11万2735ルピー(約21万7000円)からの価格を実現。世界に衝撃を与えた。

”少し乱暴な言い方をあえてする”とすれば、超低価格の自動車(原付と軽自動車の中間)を作り、経済的な負担(イニシャルの車両購入時の費用だけではなくランニングコストである税金、燃料代、保険料など)を抑えた提案をすれば若者はきっと喜ぶ。安全性云々という問題もあるが、それはある意味で「安全性が低い=NG」というのも絶対的な一理ではあるが、それでは原付やバイクは「車ほど安全性が高くないので規制しなければならない」という論理が成立してしまう。
経済的に好天が見ることができない国内自動車産業にはぜひとも、性能をトレードオフしてその分を低価格で若者が購入できるような移動手段を整備してもらいたいと思う。そのバックアップとして税金や保険など多面的な国策としての自動車産業の振興策を打ってほしいものだ。
自動車と住宅産業はいまでもその国の国力を図るファンダメンタルとなっている。その2大産業を活性化させずして国の未来はどこにもないように感じる。
特に円高、消費低迷、国内のデフレの更なる進行…国内の産業の空洞化は進む一方。日本を沈没させないためにもなんとか業界ぐるみで知恵を出さなければいけないというもの。

今はまさしく崖っぷちの自動車業界です。

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1月 08 2012

だから若者はクルマから離れる!  (2688投稿)

85ba7153.jpg新成人の車についての意識調査が出ていました。

~新成人、「クルマを買うなら100万円以下」が多数派~
2012年01月05日19時54分  
提供:Business Media 誠
“普通自動車運転免許を持っていますか(出典:ソニー損保)” 
若者のクルマ離れと言われながらも、地方では生活の足として欠かせないクルマ。新成人のクルマに対する意識はどのようになっているのだろうか。
ソニー損保の調査によると、新成人のうち普通自動車運転免許を持っている割合は56.7%。男女別では女性(51.2%)より男性(62.2%)の方が高く、地域別では都市部(44.3%)より地方(60.0%)の方が高いことが分かった。
今後免許を取得予定とした人も少なからずいたが、「取得する予定はない」とした人も10.7%いた。
運転免許を持っている人に「クルマ(バイク除く)を持っていますか?」と尋ねると、「自分のクルマがある」が23.1%、「家族と共用のクルマのみ」が51.5%、「自分のクルマも家族と共用のクルマもある」が3.4%、「持っていない」が22.0%だった。
運転免許を持っている割合は女性より男性の方が高かったが、運転免許保有者の中で自分のクルマを持っている割合は男性(22.2%)より女性(31.6%)の方が高くなっていた。

<クルマの予算は「100万円以下」が多数派>
クルマ選びのポイントでは「価格」(75.6%)、「デザイン」(60.6%)、「燃費」(45.3%)が上位。
価格を重視する人が最も多いようだが、クルマを購入する際の予算(上限額)を聞くと、「51万~100万円以内」が36.5%でトップ。以下、「50万円以下」が28.2%、「101万~150万円以内」が14.6%、「151万~200万円以内」が10.5%、「201万円以上」が10.1%で続いた。100万円以内という人が過半数を占めているようだ。
ちなみに「クルマを所有する経済的余裕がない」という割合は73.0%で、前年調査の70.0%から微増していた。

欲しいクルマを聞くと、最も多かったのは日産「キューブ」で25.2%。以下、トヨタ自動車「プリウス/プリウスα」が19.3%、トヨタ自動車「パッソ」が18.5%、ダイハツ自動車「タント」が18.4%が続いた。上位10車種のうち、4車種が軽自動車だった。
男女別にみると、男性では「プリウス/プリウスα」「BMW」がそれぞれ23.9%でトップ、女性では「キューブ」が35.3%で頭一つ抜けたトップとなっていた。

インターネットによる調査で、対象は1991年4月2日から1992年4月1日生まれの新成人男女1000人(男性500人、女性500人)。調査期間は2011年12月14日から20日。

だそうです。

結論としては、車を若者が持つためにはデザインや機能云々よりもまずは価格を超低価格で企画する必要がある。
不要なものを根こそぎ削り、必要な装備のみを目的に合わせてオプション装着する、いうなればパソコンのカスタマイズ、オーダーメイドのような車でなければいけないのではないかと思う。
絶対的性能や優秀な先進機能や便利性を追求して出来上がった高価な車をより安く提供するのではなく、「若者が買える予算内で最高のものを作るようにしなければならない。アンケートでも100万円以内の購入予算が過半数であるから、まずは予算内で若者の望む品質を実現する努力をするという順序。そうやって見ていくと、100万円以内では新車だとコンパクトカー(「ヴィッツ」や「デミオ」クラスでも廉価グレードを裸の状態で購入しても、値引きを考慮しても購入予算は100万円を超えるかどうかというラインぎりぎりで、とても「選んで買える」状況ではない。
また、若者が車を保有するに際しての税制改革をしなければ車の維持ができないので、国の政策も購入時の補助金ではなく、維持費の減税などのほうを先に取組むべきである。購入時の補助金は単に自動車メーカーを助けているにすぎず、そのような政策を見ると日本はまだまだメーカー主導の国策なんだなと落胆してしまう。

このアンケートを見たときに、トヨタの新型スポーツカー「86」の250万円の価格にどのような購買意欲が現実的に湧くというのだろうか?
正直にアラフォー以上の車好きな世代のお金に余裕が出てきた層への企画商品だといわないのでしょうかね?この価格のハードルを下げる、その維持費用のハードルを国策として下げる以外に日本の国内自動車産業が蘇る道はないような気がします。
このままでは、中国や韓国の安価な輸入自動車勢に日本の自動車マーケットは蹂躙されかねません。

あのヒトラーが第1次世界大戦の敗戦後のドイツで”国民車”とよんあだ「ワーゲンビートル」のような車とアウトバーンの建設で国内経済を発展させたかのように、日本でも新たな国民車となるような大衆的な次世代自動車の開発が急務のような気がします。

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12月 31 2011

エコカーは自動車税が5年間タダ!  (2679投稿)

18687a8f.jpg最近は消費税引き上げ(2014年4月8%、2015年10月10%)の民主党案の決定というニュースと同時に、自動車関連の重量税の引き下げ、エコカー減税(取得税と自動車税の現在)・エコカー補助金の延長のニュースが新聞を賑わわせ始めた。

また、他方で今日の中日新聞の記事

『愛知県エコカー免税』
~12、13年度購入EVとPHV自動車税、5年間

愛知県では、家庭用電源で充電できるEV、PHVについて2012年度、2013年度までに購入した場合に、向こう5年間の全額免除をする方向のようです。

これで、車種にもよるが最大で23万円ほどの減税メリットが出る。

しかし、ちょっと待ってほしい。
EV、PHV共に家庭で夜間充電をすることが基本的な使い方。
そこで考慮しなければいけないのが、これらのエコカーは住居設備も一緒になってくるということ。

つまり、充電施設を一緒に自宅に設置しなければいけない。

その施設の工事費用も車の購入時に考えないといけない。新設工事であれば、住宅の状況にもよるが、新たな専用電力を引き込み20~50万円くらいの設置費用がかかるのではないか。
しかし、現在でもまだまだ充電池は改良の余地があり、現状のリチウムイオン電池がそのままの規格で進むとも思えない。
その過程で、充電施設の抜本的な変更が必要となるかもしれない。
現在発売受付中のプラグインハイブリッド(PHV)の「プリウス」もその充電仕様を100Vと200Vとに注文時に決めなくてはいけない。
数年先にその充電方式やコンセント(充電プラグ)の規格が変わったりしたならば、その負担も買主(オーナー)に求められるということ。

今は次世代自動車の減税メリットが話題に出ているが、もう少しすると、きっと既存のガソリン車にペナルティというデメリットがのしかかると思う。

先ずは毎年の自動車税の増税。現在でも年式が一定年数を超えると割り増し自動車税の負担を強いられているが、もっとそれが露骨になるのではないだろうか。

また、きっと保険業界の自動車任意保険料にも反映されてくるだろう。自動車保険料収入は保険会社にとって赤字部門。何かの理由をつけて値上げをしたいというほうが保険会社の正直なところではないだろうか。

考えたくもありませんが、そんな国の施策実現のための強制力が働いたり、自由に車を選んだり購入したりできなくなる時代になるのかもしれません。

果たして中古車業界がその時にどうなるかと言えば、以前からワタクシがこのブログで書いてきた通りの展開も十分に予測される。厳しい現実が将来に待ちかまえているかもしれないということを予測しておかなければいけないです。

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12月 08 2011

日本から車検制度が消える日   (2642投稿)

b99b3370.jpg今、日本で自動車を所有していると必ず毎年の自動車税がやってくる。こればかりはのがれることはできない。

そしてもうひとつ。新車購入で3年、その後もしくは中古車であれば2年毎にやってくるのが車検。
これはその自動車が安全な移動手段として正常に機能しているかどうかを法律で定められた”保安基準”に照らし合わせてお役所が確認をすして、それに認められないとその自動車の使用(公道の走行)が出来なくなるという制度。

車検は大体普通車ですと10万円~20万円くらいかかりますね。
輸入車なんかをディーラーで通すと「数十万円!!」なんて費用がかかるものもあったりします。
これがカーライフにとっては非常に大きな負担となっているのも事実。

その車検時に必ず支払うのが「重量税」というもの。
この重量税と言うのがバカにならない額です。車両の重量によって変わりますが、一般的な普通自動車だと4万円前後の金額を税金として支払わねばなりません。大型車だと5万円以上になります…。
それ以外に「自動車賠償責任保険」(=「自賠責」といわれますが、「自動車任意保険」とは別のものです)の保険料、そして検査などの「印紙代」が掛ります。
俗に言う法定費用(だれがどうやっても絶対にかかる費用のこと)はこの3点ですが、車検費用総額に対する割合はとても大きいのです。

新車初回の車検や予防整備をあまりしないような車検の場合には10万円くらいの車検代金をディーラーや整備工場に払う事が多いですが、その場合は支払額の半分以上は法定費用なんですね。

つまり整備作業や部品などの原価を考えれば、車検費用のうち整備工場やディーラーの利益よりも法定費用のほうが圧倒的に高いと言うのが現状。
ということは…車検制度で一番儲けているのは「税金」等の法定費用と言うことになります。
自賠責保険の全体収支は多少黒字のはずですから、法定費用自体はしっかりとした収益源としての税収項目な訳です。

今、その「重量税」を見直そう!(=廃止)という論議が出ています
対象は「重量税」のほかに自動車の購入時にかかる「取得税」も上がっています。両税を合わせれば国税と地方税を合わせて9000億円超の大きな減税となります。一部では消費税の引き上げと相殺するとも言われていますが…果たして???

そこで、ここでは「重量税」を中心に考えてみる、その「重量税」を廃止するということは車検制度自体に役所の収益源としての意義はなくなっていくということ。つまり、それを維持していくためのお役所の財源の徴収元の存在という最大の理由がなくなるということとなり、儲からない車検制度は有ってもなくてもお役所的にはどちらでも良いということになります。

これからはますますEV(=電気自動車)が普及してくる。
そうなると、恐らく現行の車検制度では対応が出来ないような自体もあるのではないだろうか?
たとえば、電気自動車の消耗するバッテリーの性能評価試験も加えるべきだし、家電製品のように完全にブラックボックス化された昇圧装置やモーターの中に関しては良好・不良のチェックはどのようにするのでしょうか?

車検制度には「普段の使用上の故障を事前に発見するというフィルターの役目を担い、路上での故障車両の発生を減らす」という目的がある。
しかし、従来の年式の古い車両は2年車検ではなく毎年車検だったのですが、それを2年毎の車検に延長したところで、街の道路で故障で動かなくなる車が実質増えた印象はないでしょう?性能の上がった最近の車ではそもそも大きな故障自体は発生する確率はかなり下がっている。
そしてEVの時代になれば考えなければならないのは、自動車は家電製品のようになるということ。そもそも家電製品って、あまり調子が悪くならない。従来のガソリン車の故障は多くの人が何らかの形で経験したことは有っても、数ある家電製品の故障に殆ど遭遇しないのは、故障の発生確率自体がかなり低いような気がする。

ガソリンエンジンの自動車とEVではその部品点数も半分以下と言われる。もちろん確率論から言えば故障の発生も半分以下と考えるのが妥当だ。

冷蔵庫やテレビやパソコンを手軽に点検しようと思いますか?明らかに動かなくなった不具合と言うようなときには、修理と言うよりもアッセンブリー交換と言う作業程度になります。故障の事前発見と事前整備対応と言う観点でのEVに対する公的な車検制度ってあまり意味を為さないような気がする。

つまり車検制度は自動車の動力源の変化とともに、また税収の発生源としての価値がなくなるにつれ消滅の方向ではないだろうか?

ワタクシの答えとしては、ごく近い将来、日本の車検制度はなくなるというように感じる。そのタイミングは早くてEVの普及率が急速に高まる5年後の2018年から2020年辺りかもしれない。
そうなれば、車両の品質の一定基準ともなっている車検制度による年式による品質の安定感はあまりあてにできなくなり、中古車の品質評価自体も見直されることとなる。場合によってはアメリカのように現在の日本にあるような中古車マーケットは崩壊し個人売買に移行する可能性も捨てきれないものです。

==毎日新聞 12月8日(木)21時20分配信の記事より==

<政府税調>「車体課税」結論持ち越し

 政府税制調査会(会長・安住淳財務相)は8日、12年度税制改正で焦点となっている自動車車体課税の見直しを巡り、詰めの協議を行った。同日の民主党税調(藤井裕久会長)総会では、自動車取得税(地方税)と自動車重量税(国税)の12年度での廃止を強硬に求める声が出たが、財務、総務両省は「代替財源を示していない」と反発。同日夜の党税調と政府税調の幹部協議も物別れに終わり、結論を9日に持ち越した。

 「解決(廃止)できないなら、(税と社会保障の一体改革に伴う)消費税議論にも参加できない」。同日午前の党税調総会では、「消費増税反対」をちらつかせて自動車2税の廃止を求める声が飛び出した。

 2税の廃止は、経済産業省や党税調が円高対策や産業空洞化防止の観点から即時廃止を要望。過去の消費増税では、所得減税などを先行して世論の理解を得ており、「今回もまずは減税で景気の底上げを」と訴える。藤井会長は総会後、輿石東党幹事長ら党執行部と会談し、総会で出た意見に配慮する姿勢を示した。

 もっとも、財務、総務両省は、国・地方合わせて9000億円超の代替財源が示されていないため、「廃止反対」の姿勢を崩さない。代わりに、来年4月末で期限切れのエコカー減税を燃費基準を現在より厳しくして延長し、安全機能を高めた自動車向けの特例措置創設を検討するなどして対応する考えだ。

 同日夕には、安住財務相と川端達夫総務相、枝野幸男経産相が会談したが、枝野氏が「2税廃止」で譲らなかった。安住財務相と藤井会長らも同日夜、会談したが、主張は平行線のままだった。ただ、両氏は9日の12年度税制大綱決定に向け、同日再協議することでは一致。

 政府は、取得税を「税と社会保障の一体改革」に伴う消費税増税に合わせて廃止を本格検討するほか、重量税もガソリン税などとあわせて見直しを進めることで、経産省や党税調などの理解を求める方針だ。【小倉祥徳、赤間清広、南敦子】


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11月 26 2011

トヨタとBMWが提携交渉!?    (2628投稿)

003aaeaf.jpg~NHKニュースより~
トヨタ自動車は、自動車の環境規制が一段と厳しくなるヨーロッパ市場での販売力の強化を図るため、ドイツの自動車メーカー「BMW」と提携し、ヨーロッパで普及が進むディーゼルエンジンを「BMW」から供給を受ける方向で交渉を進めていることが明らかになりました。

関係者によりますと、トヨタはドイツの「BMW」と提携し、環境性能の高いディーゼルエンジンについてBMWから供給を受ける方向で交渉を進めているということです。ヨーロッパの去年の自動車販売はおよそ1700万台で、ディーゼル車の普及が進んでいますが、トヨタの販売台数はおよそ80万台と伸び悩んでいます。このためトヨタは、自動車の環境規制が一段と厳しくなるヨーロッパ市場に、BMWのディーゼルエンジンを搭載した車を投入し、販売力の強化を図るねらいがあるものとみられます。一方、BMWはトヨタにエンジンを供給することで量産効果によるコスト削減などを期待しているものとみられます。トヨタはこれまで環境技術を自前で開発することにこだわってきましたが、巨額の開発コストが経営の重荷となるなか、ライバル企業の技術を活用し、成長を目指す戦略に転換することになります。またトヨタは、世界最先端を行くハイブリッド技術の分野でもBMWと提携交渉を進めていて、両社は来週にもこうした内容で合意する見通しです。トヨタはことし8月、アメリカのフォードと新たなハイブリッド技術を共同開発することでも合意しており、自動車メーカーの間で環境技術を巡る提携が一段と加速しています。

遂にトヨタも欧州の自動車メーカーとの具体的な提携をするようです。
一時期はアメリカのGMを追い越し、世界ナンバーワンの座を得たトヨタ自動車ですが、ここ最近の凋落ぶりには目を覆いたくなるほど。

今年に入ってからの世界の新車販売台数は以下の通り。

1位 GM            679万台(9%)
2位 フォルクスワーゲン    617万台(14%)
3位 トヨタ          577万台(-9%)
4位 日産・ルノー       540万台(9%)
5位 現代自動車        480万台(15%)
6位 フォードモーター     427万台(9%)
7位 フィアット・クライスラー 302万台(8%)
8位 プジョーシトロエン    265万台(-1%)
9位 ホンダ          231万台(-14%)
10位 ダイムラー  151万台(10%)

(台数は万台単位)
 
タイの洪水、日本の東日本大地震の影響もありますが、それを差し引きしても根底の部分から日本勢の勢いの低下は感じることが出来ます。
また他方、欧州危機に言われる特に南欧の経済減退に伴う自動車販売への影響も考慮しなければなりませんが…。
この資料から目立つのは破産から復活したGMのナンバー1と、5位にランクインしている韓国の現代(ヒュンダイ)自動車の着実な順位上昇。昔は「ホンダを追い越せ!」という勢いで伸びてきた現代自動車ですが、いまやホンダは一気に抜き去り、2010年にはフォードも抜き、5位からさらに順位上昇の気配がある。確かに品質自体の問題は有るようだが、中小から大勢力に伸びるときは決まって通る問題。業界は違うが、昔のユニクロの品質お思い返すといい。大きく成長した今のユニクロは完全にアパレルの小売業から脱し、ヒートテックなどのように原料・素材の製造分野までも手に入れ、品質云々を論じるような場面はなくなった。きっと、ここから現代自動車は品質面での成長を遂げて世界のトップ3を脅かし、そして手に入れるのではないだろうかと思う。

そんな世界情勢にに対してトヨタ自動車の打っている手は日本の「モノ造り」産業やメーカーマーケティング発想の消費者からほど遠い現実をまざまざと見せつけているのではないだろうか?

自動車メーカーの提携や合従連衡はこれからさらに進みます。
トヨタ自動車も5年後はきっとあるべきカタチを変えていくことでしょう。

環境性能の高いディーゼルエンジン技術の自社開発を捨て、コストとボリューム重視でBMWとの提携に舵を切った経営判断はそんな未来のあるべき姿の変化の節を思わせるニュースです。

新車につられて動いているのが我が中古車業界。
こうした動きからは目が離せません。

そんなニュースが朝一番に飛び込んできました…。

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11月 14 2011

業界は最悪…でも我が社は出店攻勢です…!  (2616投稿)

1d4d6484.jpg先日の中古車業界の暗いニュースから…

自販連の去る11月11日発表の統計データをご紹介。

中古車登録台数5か月連続で減少

前年同月比4.6%減

10月単月としては1978年の統計開始以来最低の台数。

しかも、これは東北大震災での自動車ニーズが急速に高まっている東北地方の(宮城県は前年比34.3%増、岩手県は同10.9%増、福島県はどう9.3%増)復興需要を加算しての数字なので、もしこれらの増加分がなければ、もっと酷い最悪の数字になっていることでしょう。

これらの数字だけ見れば、気持ちがめげそうになりますが…。

でも、これは一般論。

売れている企業、繁盛しているお店はどんな時にでも必ずあります。
その理由も必ずあります。

業界が悪いから…
時代が悪いから…
そもそも若者が車に乗らないし…
挙句の果てには・・・政治が悪いから…
とか

こんなふうに他人のせいにしたり、言い訳ばかりをしている業界の経営者や、他社の販売店の店員さんの言葉が時折耳に入ってきます。

昔はよかったんだよぉ…
あの時はもうかったなぁ…
俺が若いころはよぉ・・・
いつか頑張ればよくなるから…

そんな昔話や昔の栄光を意味もなく語ったり、そして単なる理由のない期待と誰かが助けてくれるという幻想を抱いている人も業界にはいます。

現実は誰も助けてくれはしませんし、待ってもよくなることは絶対にありえません。だって、競争社会だから。デフレの大きな原因は「競争」。だから競争時代に突入した以上は競争による値下げ合戦や、売り上げ減少は止まることはありません。

そもそもそのような発想では何も解決しないでしょうから…困ったものです。
この業界には後ろ向きな発想の人と、根拠がなく意味のない楽観論を語る人が結構多いような気がします。

業界自体が悪い時のセオリーは業界縮小のスピードと事業者数の倒産等による減少のスピードとの減少曲線の差を利用したりします。
また、売れなければ、その身の丈(=売り上げ)に見合った生活(=経費)というバランスを考えればよいこと。

常に前向きに考えていなければ何も変わらないし、何も解決しません。
ただ、どんな状況下であれ、どんなビジネスにも有利不利があることは理解しておかないといけませんがね!
それを見抜く力と情報が経営者には必要とされるものです。

そんな暗い話題ばかりの中古車業界ですが…

我が社の成長戦略は着々と前に進めていきます。
いよいよ、ショッピングセンターでの出店を進めます。

まずは流通業界の雄「イオン」のショッピングセンターへの出店からスタートです。
第1弾としてこの12月の前半で「イオン出店第1号」が決定ですっ!!
当社の新たな歴史がまた1ページ進もうとしています…。

本日も朝から各方面、各業者様と連絡を取り合い、打ち合わせを行い目の前の出店計画を進めていました。明日から現場の工事に入ります。

また、夕方からはショッピングセンター出店第2号店の候補地を視察してきました。まだ検討の余地が多分にありますが、どのように形にしたらよいのかをしっかりと考えていきたいと思います。

続報は乞うご期待っ!!

先日、11月1日の新規出店の当社の新業態でもある「クルオク豊田吉原店」もお客様に恵まれ、社員皆の努力もあり、好調な滑り出しで推移しています。
ご支持いただいているお客様、お取引業者様、そして頑張ってくれている社員とその家族には感謝です。

まさしくピンチはチャンス…業界として厳しい状況の今こそ、そう強く感じる今日この頃です。

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11月 11 2011

新車を買うなら絶対にハイブリッドか電気自動車にしなさいっ!    (2613投稿)

e61c008a.jpg今日のお題は、クルマ好きにはあまり夢のない話かもしれません。

車の動力源は間違いなく大きく次世代自動車にシフトしていきます!

現在市販化、実用化されて普及している次世代自動車とはお馴染みの「ハイブリッドカー」と、そして「EV」と略される「電気自動車」の2種類に大別されます。
その後者である電気自動車にも電気のみで動く本来の意味での純粋な「EV」と、発電用のガソリンエンジンを同時に搭載し、充電が不足するとそのエンジンで発電のみを行い動力は純粋なモーターのみで動く「レンジエクステンダーEV」と呼ばれる種類があります。ハイブリッドと似ていますが、根本的に電気を何に使うのかが異なります。ハイブリッドは基本的にガソリンエンジンでの走行が主で、モーターはその走行アシストやごく短距離(航続距離はせいぜい2~3キロ)でのEV走行程度に使われます。

そして、ワタクシが興味を持っているのが「PHV」(プラグインハイブリッド)と呼ばれる自動車。ハイブリッドの航続距離の長さと、EVの走行コストの安さをミックスさせた相の子モデル。
EVとしては家庭の電源設備で充電できて、20~30キロのEV走行が可能。だから近所の買い物程度には勘z根にEVとして活躍できます。万日、途中で電池が切れてしまった場合はハイブリッドカーに切り替わりガソリンエンジンが発電しながら走行も面倒をみるという優れもの。

これらの次世代自動車の普及は一気に進みます。
少し前のワタクシのブログでもお話したとおりの展開になってきています。
だからここで敢えてもう一言、突っ込んだ話をすると…
”新車を買うならばハイブリッドか電気自動車にしなさい!”
と言うことになる。一応、ダイハツの「イーステクノロジー」のような次世代エンジン車ならば軽自動車規格ならばOK。一般のガソリン車は無論、普通車規格の低燃費ガソリン車であっても避けたほうがよいと思う。
ただし、電気自動車はまだ航続距離とバッテリーの寿命とコストの問題が残っているので、あと1~2年は待ったほうがよいですね!

これからは一気に車の世代が変わっていく。
2020年には次世代自動車の販売比率を50%に、2030年には70%とする経済産業省の指針も出ています。
つまり従来のガソリン車は間違いなく少数派になっていくということ。
つまり「中古車で売りにくくなる→売れなくなる→価格が下がる」と言う構図に嵌まっていく。一般ガソリン車の値段(リセールバリュー)は暴落するということを暗示しています。
日本の主要メーカーのハイブリッドカーの新車販売に占める割合は次のような感じ。
トヨタ:この4~9月期の累計で27.1%
ホンダ:この4~9月期の累計で35.6%
しかも、ホンダはハイブリッドカーの販売比率をこの年度末には50%(15万台)とすることを現実的な目標としている。
どんな業界でも新しいもののシェアが20~30%を超えると一気に普及をはじめるので、ハイブリッドカーもそんな普及の時期に入っていると思います。

そこで、高額車や新車を買うならばハイブリッドにしておいた方が無難。ワタクシも愛車はハイブリッドカーと決めています。もう少し価格と性能が見合ってきたら電気自動車にします!

今ならば、目新しいEVではなく、当面は実用性で有利であろうと思われるプラグインハイブリッドカーですね!トヨタの「プリウス-PHV」、三菱の「SUV-PHV」が現実としては楽しみです。
間もなく開催の東京モーターショーには出品されるでしょうから、とても楽しみですね!

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9月 29 2011

今度の1月、ハイブリッド商戦に何かが起こる!!    (2566投稿)

a6b0fb59.jpgマイナーチェンジが間もなくで、そろそろ話題になっているトヨタのハイブリッドカー「プリウス」ですが、続報が入ってきました。
「プリウス」のプラグインタイプのハイブリッド仕様は、2012年の1月に発売を行うことが正式にリリースされました。ワタクシはこの秋のマイナーチェンジと共に同時だと思っていましたが、少し遅れるようです。トヨタの各ディーラーには充電機を設置するのは無論、系列レンタカー会社にも設置を進めていく模様です。

また、同じ1月、トヨタ自動車は本家「プリウス」よりも小型で安価な新型ハイブリッドカーを投入するという。車名は「アクア」とのこと。これは従来から言われていた「プリウスC」とか「ヴィッツハイブリッド」と言われるラインナップでしょうね。恐らく今年初めのデトロイトショーで発表された「プリウスCコンセプト」の市販バージョンでしょう。
プリウスC前プリウスC側面

小型のハイブリッドカーと言えば22年10月発売の「フィットハイブリッド」があります。
ホンダの「フィットハイブリッド」が159万円~という価格設定に対して燃費(JC08モード)は1L当たり26キロ程度。それに対してトヨタ「アクア」は価格が170万円前後に対して、燃費(JC08モード)は1Lあたり40キロ弱(世界最高)を目標としているという。
この発売はホンダにとってなかなか脅威だと思います。果たしてどうなるか…。「フィット」と「アクア」の小型ハイブリッドカーのシェア争いが見ものです。
トヨタは現行モデルの3代目「プリウス」を発売するに際して当時先行発売していたホンダ「インサイト」を意識して価格を設定した。「インサイト」の189万円~という価格設定に際して、少し遅れて発売される新型「プリウス」は当初250万円程度と言われていた。しかし結果的には装備を簡素化した「インサイト」の対抗価格グレードのLは蓋を開けてみたら205万円!!1300CCエンジンの「インサイト」に対して1800CCエンジンの「プリウス」。その価格差は僅か10数万円。トヨタは本気で露骨なホンダ潰しに出たわけだ!勝負の結果は皆さんも御存知の通り。
今回もそのような露骨なシェア争いとなりそうな気配です。

マツダのスカイアクティブエンジン、ダイハツのイースエンジン、そしてホンダやトヨタのハイブリッド技術、日産や三菱のEV技術、スズキのレンジエクステンダー型EV技術…

以前からこのブログでも言っている通り、まだ当分は”純粋なEV”の時代には一気には進まない。ワタクシの本命はこの先1~2年程度はレンジエクステンダー型EVに向かうと思う。同時に従来からある内燃機関の改良技術をより一層進め、ガソリンエンジンの技術のみで燃費向上に特化した低価格の環境対策ガソリン車の2極分化が進む。
その間に充電インフラの整備が進み、2015年あたりから本格的な”純粋なEV”の活躍となるのではなかろうか・・・?特に非接触型の充電技術の開発の影響は大きくマーケットを塗り替える可能性が出てくる!

そのため、当面の主力となるレンジエクステンダーに使う発電用の効率の良い小型エンジンの技術を持っているメーカーとEVの技術を持っているメーカーの合従連衡が進むと思っているが、果たして…???国内メーカーではなく海外メーカーとの間での連携の動きには要注意ですね。

『燃費競争WARS』はまだまだ始まったばかり。
”経営は戦争だ!”とよく言います。
まさに弱肉強食の資本主義の最たるものでしょうね…。

その影響は新車だけではなく、中古車業界にも影響を及ぼします。
新車マーケットの動向にも注意していないといけませんね。



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9月 22 2011

今度のプラグインハイブリッドは激安で発売!?  (2559投稿)

b6166280.jpg先日報道されたニュース。(9月16日 ブルームバーグ)

トヨタ自動車が来年発売する”プラグインハイブリッド”モデルの『プリウス』の反ビア価格を驚きの32000ドル(約245万円)とすることを発表した。実際は連邦当局の税額控除措置2500ドルが適用されるため、30000ドルを切る29500ドル(約226万円)ということになる。

対抗となるGMの”レンジエクステンダー”モデルのEV(電気自動車)である『シボレー・ボルト』は7500ドルの連邦税額控除前で39145ドル(約300万円)となるため、実質負担額は控除後で31645ドル(約243万円)となる。

米国トヨタ自動車販売のボブ・カーター副社長はカリフォルニア州リッチモンドで記者団に対し、「プリウスのプラグイン車は電気だけで最大15マイル(約24キロ)走行できる!市場で最も手ごろなプラグイン車となるだろう」と述べた。
西海岸と東海岸の14州で来年3月に販売を開始する。

トヨタのこのプラグイン車のリチウムイオン電池は、一般家庭のコンセントから充電でき、高価な充電器の設置などが不要なのが特徴。EVとしての走行中に充電が切れれば(航続距離約24キロ)後は通常のハイブリッドカーとして走行するため、一般的なの電気自動車(EV)のようなガス欠ならぬ”電欠”の心配がなく、航続距離が150キロ前後のEVよりも圧倒的に安心して長距離走行ができることもメリットとなる。

ある調査によれば、多くの家庭で一日に使用する車の距離は平日では20キロ未満と言うケースが多いそうだ。近所の買い物、子供の送り迎え…程度と言う利用をするそうだ。
その車で週末などは数百キロ離れたところにレジャーでも行く…と言うことを考えると従来の電気自動車では週末の航続距離に耐えられない。出先での充電するインフラもどこにでもあるというわけでもない。そのため必然的にセカンドカーが必要になる。ここが現在のEVの最大のネック。
その点で、EVとハイブリッドの良いとこ取りとなるプラグインハイブリッドは複雑な構造によるコスト高さえクリアできれば一気に開けるマーケットを備えている。

アメリカではこの新型プラグイン車を2012年の春に発売するということでこの10月から予約を受け付けるようです。日本での投入時期は正式にリリースされていませんが、早ければ来月にも驚きの価格と共に正式リリースとなるかもしれません。

この価格設定は日本でも一気に従来のハイブリッドカーマーケットでのプラグインハイブリッドカーへの転換を進めるに違いない。それは別の確度で見ると従来のハイブリッドカーの価格低下が更に進むぞ!というメッセージ。ワタクシのこのブログでも過去何度も触れているような未来図の通りになってきています。次世代型自動車の販売比率がますます増していきますね。

おそらく、日本国内ではまだまだ不十分なインフラと純粋な電気自動車(EV)の性能としての航続距離問題(少なくとも300キロ以上は必要)が改善されなければ、当面はきっとプラグインハイブリッドもしくはレンジエクステンダー型EV(スズキが開発中)が主となるように思う。一方で既存のガソリンエンジンのより効率化も低コストで実現できる対策として前に進みそうだ。(ダイハツのイーステクノロジー、マツダのスカイアクティブテクノロジーなど)そのガソリンエンジンの技術を次世代のハイブリッドやディーゼルエンジンに載せることが出来れば、低価格で面白いものが出来るような気もするのだが…。

そうこうしている間に国策としての本命策は進むであろう。
技術革新が進めば、ようやく一般住宅用高効率太陽光発電パネル(現状の20%の効率を60%程度の効率に上げたもの)とセットで電気自動車が一気に普及することになると思う。その時点で我が業界である中古車マーケットは大きな変革点を迎えることになるであろう。時代の流れは容赦なく我が業界にも襲い来るものである!今のうちから対策を講じておく必要があります。

しかし、この業界の多くの経営者はそこに気がついていない…。


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