7月 13 2010
この秋、ロシア向け日本の中古車輸出は全滅する! (1869投稿)
とはいっても、
一般の方にはあまり馴染みがないかもしれません。
急速な円高傾向となり先ごろの日本経済が右往左往した大混乱期、中古車マーケットでも大きな変化が起きました。
急速なドル安(相対的に円高)傾向となり、日本の輸出産業がダメージを受けました。つまり日本から中古車を仕入れていた海外向けのルートがぱったりと止まってしまいました。
私の知っている外国人バイヤーも「商売にならないからいったん母国に戻るよ・・・」と言って帰国しました。オークション会場でも一気に外国人バイヤーの姿が消えたものです。中古車輸出事業をしていた企業では業態転換を強いられるところもあり、小規模なところは倒産するところもあったようです。
今の経済状況では何がおきても不思議ではない・・・そう感じさせられます。
そんな中でもロシア向けの中古車輸出を具体的にお話しましょう。
関税を高率に設定された2009年1月からロシア向けの輸出は大きなダメージを負いました。9ヶ月の時限措置だったはずですが、知らない間に延長となり・・・。。。更にダメージは深刻度を増しました。
またロシアでは、今年の9月からは更なる日本車の輸入対策措置が実施されるようです。これが実質的には日本車の全面的な禁輸政策と言うべき内容。
それは、
『輸出車両にはVINナンバー(日本で言うところの車体番号で17桁の数字とアルファベットの記号)が入っていない車の輸入は認められない』というもの。
日本の右ハンドルの車体番号11桁なので、このVINナンバーには該当しないのです。つまり、日本国内で販売されている車はロシアへの輸出が全面的にNGになるという。
ロシア向けの中古車輸出は2008年には100万台にも及ぶ日本の中古車の一大消費地でした。日本に近いロシアの極東地域では日本車の中古車シェアが90%にも達するといいいます。しかし、昨年の関税の引き上げが響き2008年の1~8月の72万台の輸出台数から一昨年同月対比での昨年実績は7万台あまりにまで90%の減少という激減数値。いまでも縮小方向ではありますが、年間4~5万台の輸出が見込まれていたところに、更なる日本車の事実上禁輸措置ともなれば・・・国内の中古車マーケットに与える影響は少なくないでしょう。
同様のことを他の国で行われたら・・・
企業は万一に備えてあらゆるコンティンジェンシープランを用意しておかなくてはなりません。身近な業界で思い知らされる事実ですね。
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【↓】ちょっとこんなもの見つけました。なんだかいろいろ解析してくれるようです。
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